コンサート:ヤヌシュ・プルシノフスキ・コンパニャ with 高橋多佳子
(c) 武藤章
ショパンのルーツである農村マズルカを体験するコンサート。
現在ワルシャワで空前の盛り上がりを見せている
農村マズルカ・リバイバル・ムーブメントの牽引者
ヤヌシュ・プルシノフスキが初来日。
ピアニストの高橋多佳子さんを
ナビゲーター/共演ゲストに迎え、お送りいたします。
<ショパンと農村マズルカ>
小さい頃から身体の弱かったショパンは静養のために滞在した村で婚礼や葬式があるたびに行なわれる農民たちの演奏に熱心に耳をかたむけた。シャファルニア通信(写真)は14歳のショパンが、そんな田舎暮らしの様子を都会に住む両親に報告するためにつくった子供新聞。農夫の子が歌う旋律に惹かれ、もう一度歌ってほしいとせがみ小銭を渡すなどのエピソードが活き活きと綴られている。「音楽学校では勉強したこともない百姓たちが耳から耳へ残した伝統音楽。粗野で野性的で行き当たりばったりの和声の積み上げが不思議な音効果として彼の心をとらえて離さなかった」(from ショパン論 佐藤允彦)ポーランドの民族音楽研究家のアンジェイ・ビェニコフスキ氏はマズルカは農民の音楽。奴隷の音楽。アメリカのブルースと同じだ」と熱く語る。日本で言えば中学校2年生の多感な時期に出会ったこの音楽がショパンの作曲人生に与えた影響は大きい。その生涯のほとんどを亡命先のフランスで送りながら、ショパンは故郷を思い、多くのマズルカやポロネーズを作曲した。
© Kolekcja Muzeum Fryderyka Chopina, Narodowy Instytut Fryderyka Chopina
6月9日(日)北とぴあ つつじホール 開演 16:00
マルシェ開場 12:00/コンサート開場 15:30
<チケット料金> 全席指定 ¥4,500(北区割引 ¥3,800)
東京都北区にお住まいの方は、割引価格にて購入できます。割引での購入は1人4枚まで。
北とぴあ1階チケット売場のみ対応いたします。
北区在住を確認できるもの(免許証、保険証など)をご呈示ください。
当日券あり!(会場にて11時より販売いたします)
コンサートチケット購入者全員にポーランドの美味しいおみやげプレゼント!
*未就学児童のご入場はご遠慮ください。
*車椅子席をご希望の方は北区文化振興財団(03-5390-1221)にご予約ください。数に限りがあります。
*ダンス/切り絵のワークショップは、チケット購入時にお申し込みください。
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